利用対象者
スーパーコンピュータシステムは「京都大学化学研究所スーパーコンピュータシステム利用内規」[PDF 50KB]
に基づき、京都大学化学研究所(以下「研究所」という。)に所属する教職員、研究所の指導教官の承認を得た学生、研究生および研修員、
さらに化学研究所長が適当と認めた者(学外利用者も含む)が利用することができます。
利用アカウントの発行手続きには、利用希望者本人と支払い責任者のサイン、押印がなされた所定の申請書の提出が必要です。
利用できるサービス
システムのサービスは大きく分けて、基本サービスと計算サービスの2種類に分類されます。利用を希望される方は、「新規利用申請」のページから申請書を作成し、スーパーコンピュータシステムまで提出してください。
基本サービス(メール・ホームページ公開・ファイル保存)
基本サービスは、スパコンシステムすべての利用者を対象としたサービスです。
新規利用申請が受理されたすべてのユーザが対象です。
年度末もしくは利用取消の際には、研究成果報告書の提出は不要です。
ユーザには、申請したアカウント名にシステムのドメイン名(scl.kyoto-u.ac.jp)をもつメールアドレスが自動的に発行され、
メールサービスを利用することができます。
また、システムのファイルサーバを利用して自身のホームページを一般に公開することができます。
特殊アプリケーション利用申請を行うことで、研究室のPC端末上で利用するための各種アプリケーションも利用が可能です。
(アプリケーションの種類によってはさらに計算サービスの利用申請が必要な場合があります。)
計算サービス
計算サービスは、計算サーバを利用したいユーザ向けのサービスです。
ユーザは基本サービスで利用するファイルサーバやメールアカウントと同一のアカウントで計算サーバにログインできます。
新規利用申請時に、使用CPU時間を0より多い値にすると、基本サービスと計算サービスの両方を申し込むことができます。
すでに基本サービス利用者となっている場合には、計算サーバ利用申請書の提出によって、計算サービスの利用が可能です。
年度末もしくは利用取消しを行う場合には、原則として研究成果報告書の提出が必要です。
計算サーバ上にはデータを保存するためのホームディレクトリ、計算プログラムを実行する際に利用可能な一時保存領域が利用できます。
また、あらかじめ計算サーバに用意されている各種計算化学アプリケーションを利用したり、
自動並列化機能を備えるコンパイラを利用してプログラムのコンパイルや実行が可能です。
アカウントは計算サーバを利用される利用者ごとに取得してください。
複数の利用者が1つのアカウントを共有して計算を行うことは公平性およびセキュリティ上の理由からできません。
システムの計算サービスを利用して得られた成果を公表する際は謝辞をお書き添えください。
詳しくはこちらをご覧ください。
アカウントの利用期限
スーパーコンピューターシステムのユーザアカウント利用期限は年度単位で最長1年間です。
翌年度以降も継続して利用を希望する場合は、指定された期日までに継続利用申請により、
ユーザアカウントの更新手続きを行ってください。
継続利用申請が行われない場合は年度末にユーザアカウントが削除され、ホームディレクトリに保存されているデータは消去されますのでご注意ください。
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